メディアにも多く取り上げられるようになり、話題を集めている「パパ活」。
男性は好みの素敵な女性とデートができ、女性はお金を貰いながら素敵なひとときを楽しめるため、新しく「パパ活」を始める方が増えてきています。
記事を書いた人:青木風子
そんな「パパ活」ですが、ルールやマナーを知っていないと成功しません。
基本的には社会のルールやマナーと一緒ですが、パパ活初心者の方は不安なことも多いでしょう。
そこで今回の記事では、パパ活で超重要なルールや食事マナーなどを徹底解説します。
しっかりと予習して「パパ活」をより良いものにしましょう。
知っておきたいパパ活の重要なルールとマナー
知っておきたいパパ活の重要なルールとマナーは下記の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
お互いの個人情報は詮索しない
パパ活でメッセージのやり取りをしている時や初めて顔を合わせてデートをする時、相手がどんな人なのか気になりますよね。
「普段何をしているのか」「収入はどれくらいあるのか」「本当に信用できるのか」など不安はあるでしょう。
しかし、お互いパパ活をしていることを周りに知られたくない場合が多いです。
パパ側には家庭がある場合もあります。
初回のデートで無理に個人情報を聞き出すのはマナー違反なのでやめましょう。
お互い仲良くなり、ある程度信用できるようになったら打ち明け合ってもいいかもしれません。
その際に、しつこく聞いたりするとトラブルになる可能性があるので注意が必要です。
パパ活を成功させるためにもお互いのプライベートは守りましょう。
写真や動画を許可なしに撮らない
写真や動画を許可なく撮影することはルール違反。
パパ活をしている証拠になってしまい嫌う人が多いです。
万が一撮影して流出してしまった場合は、トラブルになる可能性が極めて高くなります。
どうしても写真や動画を撮りたい場合は相手にしっかりと確認して許可をもらいましょう。
パパ活を知られたくないのであれば、データとして残さないことをおすすめします。
無断でSNSに投稿しない
SNSなどでデートの状況や待ち合わせ場所などがわかる投稿をするのはマナー違反なのでやめましょう。
料理やプレゼントなどの写真を投稿したい場合は、相手に確認してから「顔を映さない」「その日に投稿しない」などの配慮をしましょう。
また、相手の不満や悪口をSNSに載せる人も多いです。
SNSのアカウントは電話番号やメールアドレスなどがわからなくても、様々な情報をたどり見つけることが可能。
もし、相手に自分の不満や悪口を言われているとわかったら、メッセージやデートが楽しくなくなりパパ活は成功しないでしょう。
最悪の場合、誹謗中傷で処罰されることもあるので注意が必要です。
しつこく連絡しない
パパ活をする際は、アプリやサイトなどでデートや待ち合わせ場所の内容を決めるため連絡を取り合います。
LINEや他のSNSに移動することもあるでしょう。
連絡をする際は、お互いの都合のよい時間を確認しておくとトラブルを避けられます。
パパの場合、家族との時間や仕事が忙しかったりするので連絡してはいけない時間を把握しておきましょう。
相手から連絡が来ないからといってしつこく電話したりメッセージを送ったりすることはNGです。
相手とうまく付き合いたいのであれば、しつこいと思われないようにしましょう。
男性は財布、女性は風俗嬢ではない
デート内容の希望やOKラインは人それぞれ違います。
- 買い物までOK
- 食事までOK
- 手をつなぐまでOK
- 添い寝までOK
- 手や口でするのはOK
- 本番OK
など、内容は異なります。
パパ側は女の子を風俗嬢として見てはいけません。
身体の関係を無理矢理せまったり、最初からそれ目的で接すると引かれてしまいます。
お互いに仲を深め、そのような身体の関係に発展する場合もあるでしょう。
まずは絆を深めることが大切です。
また、女性はパパを財布として見てはいけません。
お金の話ばかりをされると男性側は「自分には興味がないのか」と気を悪くしてしまいます。
素敵なデート時間を楽しむにためには、お互いへの敬意を忘れてはいけません。
適度な距離感を保つ
パパ活は基本的に、女性が男性をデートや食事で楽しませた報酬としてお小遣いをもらうのがルール。
男女ともに基本的には割り切った関係を求める人が多く、適切な距離感で接することがマナーです。
中には恋愛関係に発展する場合もありますが、初対面や数回のデートでは距離を詰めすぎないようにしましょう。
パパ活中はお互いに集中する
パパ活中にスマホを触り続けることや、他の男性と連絡を取るのは控えましょう。
楽しい時間を過ごすためには、お互いの気配りが必要です。
デート中は、相手の会話に集中して聞き役になることをオススメします。
仮に話がつまらないくデートが楽しくないと感じたときには自分で話題を作る努力が必要です。
よくない態度を取り続けると、お小遣いが貰えない場合や途中で帰られてしまう可能性もあります。
基本的なルールやマナーはパパ活も一緒
基本的なルールやマナーは社会もパパ活でも一緒です。
上記のことをおさえておけば、失礼にあたることはありません。
パパ活だからといってルールやマナーを怠らないようにしましょう。
それぞれ解説していきます。
いきなりのタメ口は避ける
年上の方にはもちろん、年下でも初めてお会いする方に敬語を使うのはマナーです。
女性の場合、パパは年上の方が多くなります。
初対面でタメ口を使ってしまうと「常識のない人なのかな?」と思われてしまうこともあるので気を付けてください。
敬語が苦手な方は「です」や「ます」だけでも使うと印象が違います。
間違った敬語を使ってもパパは「頑張っているんだな」と理解をしてくれますよ。
パパ側は、雰囲気を和ませるためにタメ口が必要になることも。
その場合でも、敬語とタメ口をうまく混ぜ合わせるとバランスがとれます。
しかし、敬語を意識しすぎてお互い硬くなりすぎないようにしましょう。
挨拶とお礼をしっかりする
デートをしてもらって当たり前、お小遣いをもらえて当たり前ではありません。
楽しい時間を過ごさせてもらったら、お手当をいただいたら「ありがとう」とお礼を言うのが常識です。
また、急用で予定を変更したい場合、待ち合わせ時間に遅れてしまう場合は「ごめんなさい」「すみません」などと謝罪することを忘れてはいけません。
「こんにちは」「さようなら」などの挨拶も明るく笑顔ですると、相手は好印象をあたえます。
稀に横暴な態度で接してくる人もいますが、こちらは大人の対応をとりましょう。
あまりに態度が酷いようであればブロックしてしまえば大丈夫です。
パパ活アプリや出会系サービスを利用しているのであれば、運営に報告して対処をしてもらいましょう。
時間を厳守する
遅刻は相手に与える印象が悪いです。
待ち合わせ場所へは遅くとも5分前に着いていることをオススメします。
急な出来事や電車の遅延などでやむを得ない理由があり遅刻してしまう場合は、わかった時点で相手に謝りの連絡を入れましょう。
その後はタクシーを利用するなど、なるべく早く相手と合流できるようにするとよいです。
お互い忙しいこともあるでしょうから、相手が遅刻しても責めるようなことをしてはいけません。
怒りすぎず優しく接するように心がけましょう。
ドタキャンはNG
相手にドタキャンをされたという報告をいくつか目にします。
ドタキャンをしてしまう内容としては下記のものが多いです。
- 寝坊してしまった
- 約束を忘れていた
- 体調不良になった
- 急な仕事が入った
- 家族やペットの病気
などが理由に挙げられます。
しかし、ドタキャンは相手の時間やお金を無駄にしてしまう行為なので絶対にやめましょう。
どうしても待ち合わせ場所に行けない場合は、必ず連絡をする必要があります。
しっかりと謝り、予定や時間を変更してもらいましょう。
ドタキャンは迷惑行為なので運営に通報され、今後パパ活をすることが難しくなることもあります。
約束は守る
デートの内容やお手当を渡すタイミングなどの約束はきちんと守るようにしましょう。
相手との信頼性を深めることにより、パパ活はより素敵なものになります。
社会でも同じですが、約束を守らない人は信用できませんよね。
「責任感のない人」「自分さえ良ければいい人」と思われてしまいます。
今後相手との関係性を深めていきたいのであれば、交わした約束は守って真面目で誠実な印象を相手に与えましょう。
パパ活当日の身だしなみのルールとマナー
パパ活において身だしなみを整えることは重要なマナーです。
それぞれ解説していきます。
清潔な服装と身だしなみを意識する
相手に嫌悪感を与えないために清潔な服装と身だしなみを意識しましょう。
特に髪型には注意が必要です。
男性であればワックスなどを使いヘアセットをしてください。
長すぎる髪や髭は不潔だと思われる可能性があるので短く整えておくのがマナーです。
女性は髪がバサつかないようにトリートメントなどを使用して清潔感を保ちましょう。
服はシワシワなまま着ず、アイロンがけをしっかりすることをオススメします。
また、靴などの汚れや傷にも注意してください。
きれいなものがないのであれば、新しく買い替えましょう。
相手の好みに合わせて服装を選択する
第一印象を良くしたいのであれば、相手好みに合わせて服装を選ぶことで好感度が上がります。
服装がタイプだと次回のデートの約束をしてもらえ可能性が高くなり、また女性はお手当が上がることも。
服装には様々な系統があります。
- カジュアル系
- 可愛い系
- コンサバ系
- ボーイッシュ系
- ストリート系
など、相手はどんな服装が好みなのかを事前のやり取りで確認しておくことをオススメします。
男性はスーツなどタイトな服装が多いですが、TPOを考えて服を選ぶことが大切です。
日頃から見た目に気を遣う
パパ活では見た目がとても重要になるので、日頃から気を遣いましょう。
容姿が整っている人は、パパや女性が見つかりやすくパパ活をスムーズに行うことができます。
では、容姿が良くなければパパ活は成功しないのか?
そんなことはありません。
見た目に自身がない方は、自分の個性を活かす努力をすればパートナーは必ず見つかります。
時間を見つけてメイクの技術やどのようにしたら好まれる見た目になれるのかを研究しましょう。
パパ活でいただいたお手当を美容やエステに使用するなど、美に気を遣うことによりパパ活が成功しやすくなります。
場面にふさわしい服を着る
パパ活では高級なレストランなどで食事をすることもあります。
場所や時間帯、場面にふさわしい服装を選ぶようにしてください。
ホテルやレストラン、料亭などでドレスコード(TPOに合わせた服装)は違います。
お店によっては雰囲気を大切にしているところもあり、ドレスコードの規定がある場合があります。
心配な方はお店に尋ねて確認をしましょう。
Tシャツや露出度の高いドレス・サンダルやスニーカー・帽子などはNGなので、着用するのを避けてください。
せっかく良いところで食事をするのですから、素敵な時間を過ごしたいですよね?
そのためには、ドレスコードの知識を身につける必要があります。
余計な荷物は持って行かない
初めての顔合わせのときに大きなバックやキャリーケースを持ってくる人がたまにいます。
優しい方ならコインロッカーを一緒に探してくれ、荷物を預けられる場所に予定を変更してくれることもあるでしょう。
しかし、色々と調べてレストランの予約やデートの予定を立てていたのであれば内心はよく思いません。
また、ドレスコードがある場合はスマートな格好が求められます。
荷物は最低限にして、小さなバッグで出席をしましょう。
どうしても荷物が多くなってしまう場合は、きれいめなサブバッグの利用をオススメします。
パパ活における食事場所のルールとマナー
パパ活では食事をすることが多くあります。
お店を選ぶ際には、下記のことに注意しましょう。
それぞれ解説していきます。
お互いの都合を考えて場所を選ぶ
お店を選ぶ際は、お互いの都合を考えて探しましょう。
職場や学校、自宅の近くはパパ活デートを目撃される可能性が高くなります。
身バレを防ぎたいのであれば生活圏内のお店は避けましょう。
また待ち合わせ場所に関しても、駅や改札など目立つ所ではなく、お店やカフェの中の利用をオススメします。
男性は既婚者の場合、人目が少ない場所を選ぶのがベストです。
よく利用している場所は選ばない
パパ活では男性がお店の予約をすることがマナーになります。
その際に普段よく利用しているお店は選ばないようにしましょう。
使用頻度が高いお店だと店員さんが顔見知りのこともあるため、情報が流出してパパ活がバレてしまうこともあります。
プライベートな情報を守るためにも、行ったことのないお店を選択しましょう。
年齢差が気にならない場所にする
パパ活を利用している年代は、30代以上の余裕のある男性と、女性は20代が多い傾向にあります。
そのため、年齢差が気にならないお店を選ぶことがベストです。
人目が気にならず、落ち着いた雰囲気のお店を予約しましょう。
夜の繁華街など水商売の方が働いているお店の近くなら、同伴で利用していることが多いので年の差が気になりません。
また時間帯によってもお客の年齢層や混み具合は変わってくるので、その辺も考慮して事前にお店を探しておきましょう。
個室は避ける
初めてのデートでは、相手がどんな人かまだわからないため個室での食事は避けましょう。
またカラオケや車の中、相手の家など密室になる場所はトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。
特に車はどこに連れて行かれるかわからず、危険なので「迎えに行こうか?」「帰りに送っていくよ」など言われても断るようにしてください。
お互い人目の付かない個室がいいのであれば半個室や店員さんがすぐ呼べる場所などを選択しましょう。
密着しすぎる個室などは下心があると思われてしまうためNGです。
万が一意図せず個室や密室で会うことになってしまった場合は、出入り口の近くに座り安全を確保しましょう。
高級レストランをねだらない
高級レストランやホテルばかりねだるのは、品のない女性だと思われてしまうのでやめてください。
また、高級フレンチやイタリアン、料亭などに行き慣れていないと、マナーがなっておらず恥をかくことがほとんどです。
- お店側のドレスコード規定に反している
- テーブルマナーができていない
- 写真や動画を許可なく撮影する
このような行為で周りの人やパパに迷惑をかけてしまうと二度と誘ってはくれなくなります。
パパから誘われた場合は、事前にデーブルマナーやドレスコードについて勉強をして適切な振る舞いをしましょう。
パパ活で食事中のルールとマナー
食事中のマナーができていないと相手に幻滅されてしまう可能性があります。
食事をする際は、下記のことに気をつけましょう。
- 「いただきます」「ごちそうさま」を言い忘れない
- 嫌いな食べ物があっても残さず食べる
- 綺麗な所作を心がける
- 最低限のテーブルマナーは予習しておく
- 自分の話ばかりしない
- Instagramへの投稿には気をつける
- 支払いは男性が受け持つ
それぞれ解説していきます。
「いただきます」「ごちそうさまでした」を言い忘れない
「いただきます」「ごちそうさま」は、食事をする前と後に必ず言わなくてはいけない礼儀です。
「いただきます」は本来料理の材料となった自然の恵みに対する感謝の言葉。
また「ごちそうさま」は食事を作ってくれた料理人だけではなく、野菜やお米を育ててくれた農家さん、魚やお肉を獲る人など関わってくれたすべての人への感謝の気持が込められています。
これらの挨拶をできない人は品がなく育ちの悪い人なのだと思われてしまいます。
日頃から食事ができることへの感謝の気持ちを大切にしましょう。
普段から言い慣れていれば、言い忘れることはありません。
嫌いな食べ物があっても残さず食べる
食事デートでは、嫌いなものがあっても残さず食べることがマナーです。
どうしても食べられないものやアレルギーがある場合は、事前に相手へ伝えておきましょう。
また、デート直前に食べすぎてしまい残すことや注文しすぎてしまい食べられないことがないように調整することも大切です。
綺麗な所作を心がける
所作が綺麗な方は好感がもてます。
いくら容姿が良いからといっても所作が美しくなければ台無しです。
がさつな行動はなるべく避けましょう。
しかし、茶道や華道などしていない方は、どんなものが綺麗な所作かわからないですよね。
- 指先を揃える
- 両手を使う
- 姿勢を正しく保つ
- 脚を閉じて歩く、座る
- 笑顔を忘れない
これは基本的な所作ですが、意識をすれば簡単にできることばかりなので普段から気をつけて生活をしましょう。
最低限のテーブルマナーは予習しておく
最低限のテーブルマナーはしっかりと予習しておくことをオススメします。
お店の格式が高くなればなるほどマナーが重要視されるので、高級レストランなどに行く際は勉強が必要となります。
洋食での基本マナーは下記です。
洋食のマナー
- 食事中に音を出さない
- ナイフとフォークは内側から使用する
- お皿は置いたままたべる
- 食べ物は左側から食べる
- 物は落としても拾わない
和食の基本マナーは以下の通りです。
和食のマナー
- 茶碗や小鉢などは持って食べる
- 右手でお箸の中央を持つ
- おしぼりは手だけを拭く
テーブルマナーについて心配な方は、マナー本を1冊でもいいので購入することをオススメします。
自分の話ばかりしない
食事中は自分の自慢や愚痴ばかりを話していると相手は退屈になってしまいます。
事前にさり気なく相手の趣味や好きなことを聞き出して、お互いが楽しくなる会話を心がけましょう。
また、聞き役になってこの人とまた話したいと思わせることも次のデートにつながるので重要です。
Instagramへの投稿には気を付ける
普段行かない高級レストランやホテルのディナーに行くと、写真や動画を撮影してSNSに投稿したくなる気持ちはわかります。
しかし、お店によってはSNSやInstagramへの写真の投稿を禁止しているところもあるので、必ずお店やパパに確認をしてからにしましょう。
無断で写真や動画の投稿をすることはルール違反です。
また、許可を得られた場合でも周りへの配慮を忘れずにしましょう。
支払は男性が受け持つ
食事の支払いは男性をたてて相手に任せましょう。
男性のいないうちに女性が支払いを済ませてしまうと、相手のプライドを傷つけてしまう可能性があります。
しかし、奢ってもらうことは当たり前ではないので、女性側はお礼をきちんと言うようにしてください。
お互い気持ちのいいやり取りをすることで楽しい時間を過ごせますよ。
パパ活はルールやマナーを守って素敵な時間を過ごそう
今回は、パパ活で超重要な基本ルールやマナーについて詳しく解説していきました。
意外と知らない・守れていないルールやマナーがあったのではないでしょうか?
お互いに楽しい時間過ごすためには、相手や周りのことを考えて行動することが大切です。
思いやりを持つことにより、お手当のアップや次のデートに繋がりやすくなるので今回の記事が役に立てばうれしいです。