セフレの良さは、好きな時にセックスのみを楽しめるパートナーを確保しているという点ですが、時にそんな理想的な関係に暗雲が立ち込めることがあります。
それは、「セフレと恋愛関係になってしまった」時です。
「え?別にセックスの相性もいいわけだしそのまま恋人同士になっても問題はないのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、その考えこそが大きな間違いなのです。
セフレと恋愛関係のカップルは全くの別物です。
女性と両方の関係を経験したことのある男性ならわかるはずです。
最初から恋愛関係でそこからセックスをするようになるのと、全く恋愛関係になることを希望せずにセフレからスタートするのとでは、目的も気持ちも全く異なります。
まだセフレを作ったことのない人や、今現在セフレとの関係が良好な人には、まだイマイチ意味がわからないかもしれません。
この記事では、せっかくの快適なセフレライフを終わらせないため知っておきたい重要なことを説明します。
セフレと恋愛関係になることのデメリットや、そうならないための対策、もしなってしまった場合の対処法、そしてそもそも恋愛関係になるリスクの低い女性の特徴について徹底解説します。
この記事を読めばその理由がよくわかるわ!
セフレと恋愛関係になるのを避けたい理由
まずは、セフレと恋愛関係になることを何としても避けなければならない理由について説明します。
理由はひとつだけではなく複数あることからも、デメリットが多いことがわかります。
セックスしない時も会わないといけない
セフレといえば、セックスをする時だけ会う関係なので、会う=100%セックスありが前提です。
「今日はしようか」などわざわざ誘う必要もなく、セフレが生理の時や体調不良の時は最初から会う約束をしません。
しかし、恋愛関係のカップルになるとそうはいきません。
会う度にセックスを迫ると、「私のこと愛してないの?体目当て?」と問い詰められたり責められたりします。
また、彼女が生理の時もセックスができないとわかっていても会わないといけないこともありますし、体調不良の時はケアしてあげたり、普段のデートやイベント時など何かと気の利いたことをしてあげなければなりません。
単なるセフレだった時と比べると、かなり負担の多い関係といえるでしょう。
まめに連絡しないといけなくなる
セフレと連絡をやりとりするのは、基本的にセックスをする目的で会う約束をする時だけです。
日時を決めたり、待ち合わせ場所やホテルを決めるなど必要なことがある時のみに連絡をすればOKです。
しかし、恋愛関係になると特に女性は朝から用がなくても連絡をしてきたりします。
昼休みや仕事終わり、寝る前までLINEや電話をしてくる女性もいます。
最初のうちは新鮮で楽しく感じることがあっても、毎日このような生活が続くとなると、セフレ関係の快適さを知っている分かなり面倒くさく感じてしまうことが多いはずです。
連絡が来ても忙しくて返事をする暇がなかったり、とりあえず面倒だからと無視していると「なんで無視するの?冷たい!」などと責められるようなこともあります。
セフレと違い、セックスをする約束以外の連絡も強制されるためストレスがたまりやすいです。
別れるタイミングが難しくなる
セフレとはもともと体だけの関係で、お互いに執着や干渉をすることはなく、深入りをすることがありません。
片方になんらかの事情があったり、あるいはお互いに都合が悪くなった場合など、恋愛感情もないので特に揉めることもなくあっさり別れることができます。
しかし、恋愛関係となると別れを切り出すタイミングはセフレよりはるかに難しくなります。
特に相手がなんの不満も感じていない、自分に一途な場合などには、うっかり別れを切り出してしまうと号泣されたり別れを頑なに拒否されたりします。
自分にのめり込んでいるメンヘラな女性なら「別れるくらいなら死ぬ!」などと脅しまがいのセリフとともに錯乱してしまう展開もありえます。
別れたい時にすぐに別れることができない、という点が非常に厄介です。
適齢期なら結婚を迫られる恐れも
セフレから恋愛関係になった場合に考えられる大きなリスクが、女性側から結婚を迫られるというパターンです。
特に20代半ばから30代前後の女性であれば大抵は結婚願望がありますし、30代・40代の女性ならとにかく結婚にこぎつけたいと考えていることが多いです。
セックスの相性もいいし、恋愛関係なんだから結婚しない方が不自然だ、という考えは確かにもっともです。
しかし、結婚というと自分が希望していない場合、恋愛関係よりさらに比べ物にならないくらい面倒な関係になってしまいます。
普通に考えたら一生別れることができなくなります。
そりゃあいずれは結婚したいけれど、今ではないし、そもそも自分はセフレが欲しかっただけ…と後悔しても時既に遅しです。
結婚を期待している女性に別れを告げたらタダでは済まないでしょう。
だから安易にセフレの流れで恋愛関係になるのはとても危険なの。
セフレに恋愛関係を期待されないための対策
セフレと恋愛関係にならないためには、事前に手を打っておく必要があります。
あらかじめリスクを防ぐためにできる対策をいくつかアドバイスします。
好きとか愛してるとかは言わない
男性は好きでもない女性とセックスすることは可能です。
セックスで盛り上がった雰囲気の中で思ってもいない甘いセリフを囁いたり、女性から「私のこと好き?」「愛してる?」などと問いかけられて、「好きだよ」「愛してる」などとテキトーに返事をしてしまうこともあります。
もちろん本心ではありません。
しかし女性はその言葉を真に受けてしまうことがよくあります。
セフレではなく恋愛関係なんだと一方的に誤解しまうこともありがちです。
そして最悪の場合、関係を終わらせようと切り出した時に、「私のこと好きだって言ったじゃない!」などと騒がれることになります。
「別れるって言うなら体目的なのに騙されたって周りに言うから!」など脅されると大変です。
セフレには「好き」「愛してる」という言葉は絶対に言わないようにくれぐれも気をつけてください。
テキトーに約束をしない
セフレとは基本的にセックスをする目的でしか会いませんが、ピロートークなどで何気ない会話をかわすこともあるでしょう。
そんな時に、女性の方から「今年のクリスマスはどうするの?」「今度ディズニーランドに行きたいな」などと甘えられると、賢者モードで判断が鈍いこともあり「一緒に過ごそうか」「いいね。今度一緒に行こう」などなんとなく返答してしまうこともあります。
しかし、男性は記憶にすらなくても女性の方はしっかりその約束を覚えていて期待しています。
「約束したよね?」と迫られていつのまにか恋人同士のような関係に持ち込まれてしまいます。
このようなことにならないように、セフレといる時は安易に約束をすることは避けましょう。
お互いにあまり干渉しないようにする
セフレとはあくまで体だけの関係です。
名前や年齢、大体どの辺に住んでいるかとか職業とかは知っておいた方がいいですが、それ以上のことを詳しく知ろうとすることはやめた方が無難です。
普段からセフレのプライベートの悩み相談に乗ったり、自分の普段の日常生活の話を詳しくしていたりすると、お互いに深く知りすぎて親密な関係になってしまいます。
男性の方は気にしていなくても、女性は自分のことをわかってくれる特別な存在として好意を抱くようになります。
このような展開にならないためにも、もしセフレから自分のことをいろいろと質問されても「そんなのいいじゃん。ひ・み・つ」と上手くかわしたり冗談でごまかしましょう。
セフレが悩み相談をしようとしてきたら「そうかーじゃあ嫌なこと一緒に忘れよう」ととりあえず本来の目的であるセックスに持ち込みましょう。
正式なパートナーがいると嘘をつく
セフレと恋愛関係にならないためにできる確実な対策として、最初の時点で「長年付き合っている彼女がいる」「結婚を予定している」とパートナーがいることを嘘でもいいのではっきり伝えておきましょう。
そこで引いてしまうような女性は恋愛関係を期待している可能性がありますし、どのうちセフレにするのには向いていません。
最初に宣言していても、セフレ関係が長くなると「もしかして別れたのかな?」と期待される可能性もあるので、時々話の流れで「今度彼女の誕生日プレゼント買いに行かなきゃ」「この前旅行行ってきた」などさりげなくパートナーの存在をアピールしておきましょう。
全然気にする様子なくセフレでいてくれる女性は安心ですが、明らかにヤキモチを妬いたりしている女性は危険です。
セフレに恋愛関係を希望された時の対処法
いろいろと気をつけていても、セフレから恋愛関係を希望される展開はありえます。
その時にどのように行動すればよいのか、具体的な対処法を紹介します。
はっきりと断る
一時的には傷つけてしまうことにはなりますが、はっきりと「ごめんね。恋愛関係になるつもりは全くないんだ。」と断るのが一番です。
女性から罵倒されたり泣かれたりする可能性もありますが、はっきり本心を伝える方が下手に期待を持たせることもなく、あきらめてもらうことができます。
ただ、「は?お前のことは体目当てだったんだよ。」などというようなあまりにも酷い言い方は避けましょう。
恨みをかってしまい穏便に別れることができなくなる可能性があります。
かといって「うーん、今のところそれはちょっと…」みたいなはっきりしない言い方をすると伝わりません。
優しさは見せつつも、恋人として付き合うつもりはない、という事実はちゃんとわかりやすく伝えましょう。
とりあえずうやむやにする
はっきり断るのが一番とはいえ、その場の雰囲気やいきなり迫られた状況などで難しい場合もあります。
そんな時には、つい流れで「わかった」「いいよ」と返事をしてしまうことだけは絶対に避けてください。
一度OKしてしまうと後から撤回することが非常に難しくなります。
とりあえず、「うーん、どうしたらいいかなーそんなことは考えてなかったなー」など、きっぱりと断ることはしなくてもその気がない態度は見せましょう。
そんな態度を繰り返しているうちに、女性の方も次第にあきれて「もうこの男はその気がないんだな…」とあきらめてくれる可能性もあります。
恋愛恐怖症のフリをする
こちらからきっぱり女性を拒否すると、相手のプライドや気持ちを傷つけることになり、自分の立場も悪くなります。
誰のせいでもない、誰の立場も悪くならないようにするためには自分が「恋愛ができない人間」であることをカミングアウトしましょう。
もちろん嘘です。
たとえば「女性と恋愛関係になるとストレスから体調を崩してしまう」とか「恋愛で鬱になったことがある」とか「セックスはすきだけど実は男性としか恋愛ができない」とかです。
とにかく、相手は悪くはなくて自分がこんな人間でごめんね的な謝罪をしましょう。
そこで責めてくるような女性はあまりいないでしょう。
引かれてしまうかもしれませんが、自分と恋人になりたいという気持ちが女性と関わることはデメリットが多いので、逃げていくようならそれはそれで仕方ありません。
自然消滅に持ち込む
苦労せずにもめごとを起こさずにセフレとの恋愛関係を回避するには、自然消滅に持ち込むのが理想的です。
もしあまりしつこくない性格のセフレなら、恋愛関係を持ちかけてから連絡を絶たれるようなことがあれば、「あーフラれちゃったんだな…」と察してあきらめてくれます。
そのままサヨナラになってしまうのは残念ではありますが、大人なセフレなら「この前はごめんね。セックスだけの関係でいいからこれからも暇な時に連絡ちょうだい」なんていう理想的な連絡をくれる望みもあります。
まずは、恋愛関係になりたいと持ちかけられたらその場では返事をしないようにしましょう。
元々セックス目的で会う時にしか連絡を取り合わない関係なので、そのまま連絡をしないようにすれば自然消滅になることも期待できます。
セフレの方が考え直してくれる可能性もありますし、連絡をしないようにして相手の出方を待つのもアリです。
とにかく恋愛関係になる気はないという姿勢を見せてね。
恋愛関係になりにくいセフレの特徴
セフレと恋愛関係になるリスクを減らすには、最初から恋愛関係になりにくい女性を選ぶことが重要です。
セフレから恋愛関係に発展しづらい女性の特徴についていくつか説明します。
他に本命の彼氏がいる
他に付き合っている本命の彼氏がいるけれど、忙しくて会えない、セックスをあまりしてくれない、という女性はセフレに最適です。
彼氏と別れるつもりはなく、セックスだけを他で楽しみたいという正に理想的な女性です。
まれに自分に心変わりしてしまう可能性もなくはないので、セフレと一緒にいる時は自分から彼氏とのノロケ話を聞きだがる様子を見せたり、彼氏のことを褒めてあげたりすれば、こちらには恋愛関係になるつもりは全くないことをアピールすることがでぎす。
逆に、彼氏がずっといなくて彼氏を欲しがっているという女性をセフレにするのは危険です。
内心では勝手に自分のことを彼氏候補として見ていたり、セフレから恋人に昇格できるチャンスを狙っている可能性もあります。
欲求不満を解消したいだけの人妻
割り切ったセフレ関係を楽しむなら人妻もかなり理想的です。
家庭がある人妻はセフレは作っても夫を捨ててまで自分を追いかけたり、恋人になりたいと考えることはまずありません。
人妻がセフレを作りたい理由は、恋人が欲しいわけではなく単純にセックスがしたいという目的しかありません。
夫だけとセックスしていたらマンネリ化してしまいますし、結婚生活が長くなるとレスになる夫婦は多いです。
夫が単身赴任で欲求不満になっている人妻も狙い目です。
人妻とは恋愛関係になる可能が限りなく低く、秘密も守ってもらえるのでセフレになるには非常に好都合です。
出会い系で知り合った女性
出会い系アプリ・サイトにはセフレ希望の女性がとても多いです。
そもそも、完全にピュアな恋愛を求めている女性というのはアダルト色の強い出会い系アプリ・サイトではなく、一般的なマッチングアプリや婚活アプリなどを利用しています。
つまり、出会い系アプリ・サイトにいる女性は最初からセフレになるつもりで、恋人を探しているわけではないことがほとんどなのです。
出会い系アプリ・サイトなら、最初から割り切った関係希望とアピールしておけば、それに応じてくれる女性だけがやりとりしてくれます。
セフレと恋愛関係にならないためには、下手に身近な女性や自分に恋心をいだいているような女性には手を出さずに、割り切りOKの出会い系の女性を選んだ方が安全です。
セフレこそ慎重に選ぶ必要があるわ。
セフレと恋愛関係にならないためには対策が必要!
この記事を読むまでは、世の男性は以下のような気楽な考えを持っていたのではないでしょうか。
「まあ、セフレと恋愛関係になったって気心知れてるしいいんじゃない?」
「セフレから恋愛関係になったってセックスできることにかわりはないから問題ないでしょ!」
しかし、セフレと恋愛関係になることにいかに多くのデメリットがあるかをおわかりいただけたはずです。
下半身と恋愛感情が別物の男性とは異なり、女性は体の関係を持った男性に対して恋愛感情を抱いてしまう率が高いのです。
「それならきっぱり捨てちゃえばいい」なんて非情な考えを持つ男性もいるかもしれませんが、酷い態度をとると自分にも返ってきますし、できるだけ相手を傷つける展開も未然に防ぎたいものです。
まずは、この記事で読んだ内容を活かしてセフレと恋愛関係にならないための対策を行い、もし怪しげな展開になった場合にもとにかく落ち着いて対処してください。
これからセフレを作ろうとしている男性は、目先のことにとらわれずに最初から恋愛関係になりにくい女性を見極めてセフレにすることも非常に重要です。
あっでも、そもそもセフレができる気配すらない…
この記事で読んだことをしっかり実行して、理想的なセフレを見つけてね!